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リサイクル最前線 サーキュラーエコノミー

日経SDGsフェスティバルに参加してきました

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2021年9月13日から6日間に亘って開催された日経SDGsフェスティバルのうち、9月16日の「カーボンゼロ時代の再資源化戦略」にリバーホールディングス株式会社会長鈴木孝雄が基調講演とパネルディスカッションのパネラーとして出演しました。基調講演では「サーキュラーエコノミーを静脈産業から考える」と題し、サーキュラーエコノミーを進める上での課題や静脈産業の抱える問題、それについてリバーホールディングスが対応していくことなどについて語りました。

目次

日経SDGsフェスティバルって?

すべての人々や企業とともにSDGsの実現を議論する世界規模イベント日経SDGsフェスティバルが2021年913日から6日間に亘って開催された開催されました。2030年までのSDGs達成に向けて、地球の未来を見据える6日間です。
(参考:https://project.nikkeibp.co.jp/event/sdgs2021/09/program/
このうち、静脈産業にフューチャーした回「カーボンゼロ時代の再資源化戦略」にて、小泉環境大臣来賓挨拶の次にリバーホールディングス会長の鈴木孝雄が「サーキュラーエコノミーを静脈産業から考える」というタイトルの元、静脈産業の抱える問題や課題、取り組むべきことなどについて講演いたしました。

基調講演の内容について

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講演の内容を簡単にご説明します。

これまでの線形経済(大量生産・大量消費・大量廃棄)から、循環経済(サーキュラーエコノミー)に切り替えていかなければなりません。日本は資源を持たない国ですが、資源の素となるゴミは日本にはたくさんあります。ゴミに価値を見出せばそれは資源に生まれ変わります。リバーグループは「地球を資源だらけの星にしよう。」という企業理念の下、あらゆる廃棄物を100%資源に生まれ変わらせ再利用できる社会「高度循環型社会」の実現を目指しています。

高度循環型社会を実現するためには、静脈産業だけでは実現しません。製品を生み出す製造業である動脈産業と連携し、資源サイクルを回していく必要があります。動脈側はリサイクルしやすい製品の開発やリサイクル原料の積極的な活用を、静脈側はバージン材に劣らないリサイクル原材料の安定・大量供給が求められてきます。

しかし、そこには課題があります。動脈側の要望に応えるためには、静脈企業の規模が小さすぎるのです。動脈企業の売上高は1兆円を超えるところもありますが、主な静脈企業の売上高は数百億円と規模の違いは明らかです。静脈産業は再編を行い、静脈メジャーと呼ばれる規模の企業を作り、大規模な設備投資や大量に安定してリサイクル原料を供給できる体制を整える必要があります。

そこで私たちリバーホールディングスは、志を同じくする株式会社タケエイとタッグを組み、TREホールディングス株式会社を101日に設立することにしました。これは、日本の静脈産業を動かすメジャー化への一歩です。両社の経営資源を活かし、協同で大規模投資や技術開発を行い、高度循環型社会の実現に貢献します。

パネルディスカッションについて

リバーホールディングス会長の鈴木孝雄の他、弁護士の佐藤泉先生、サティスファクトリーの小松会長、エコマテリアルの千葉社長の4人で4つのテーマに沿ってディスカッションが行われました。

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  • テーマ1:プラスチック資源循環促進法の2022年度施行で何が変わる?
  • テーマ2:脱炭素と資源循環を両輪で進める企業の動きは活発化しているか?
  • テーマ3:リサイクル業界は変わる?
  • テーマ4:日本の資源循環、サーキュラーエコノミーが大きく進展するには?

それぞれの立場から活発な意見交換がなされました。プラスチック資源循環促進法や脱炭素など、静脈産業にとっては追い風となっていることは間違いありません。リサイクル業界がどう変わっていくのか、どう変えていくのか、これからの動向に注目です。

まとめ

今回の日経SDGsフェスティバルは資源循環について考えるいい機会になったと思います。普段の生活の中でも購入する商品をサステナブルなものにする、捨てる際にゴミをきちんと分別するなど、身近なところからSDGsを意識して行動してみてはいかがでしょうか。

アーカイブ配信はこちらからご覧いただけます。
https://channel.nikkei.co.jp/202109zero_emission/


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※日本経済新聞社、日経BPが主催のイベントにリバーホールディングス株式会社が協賛しております。