技術職穂積 健三・常見 永
初めは不安でした。でも、それ以上に面白くてしょうがなかった
リバーに入社したのは12年前。前職は鉄スクラップとは全く関係のない仕事でしたので、何も知らない状態で入社しました。それから入社して2年後に、グループ会社の工場に6カ月の非鉄研修に参加させていただきました。研修の内容が難しく、ちゃんと自分の工場に持ち帰れるか不安でしたが、これをきっかけに、非鉄やスクラップの面白さに気づきました。その後はリバーの各事業所を訪問して、非鉄の知識を広めていきました。その時は、まだほとんどの営業所は非鉄を扱っていなかったので、「リバーの非鉄のレールを敷くぞ!」という思いで頑張りました。(穂積)
現場からの変化を受け入れる、風通しの良さがリバーの魅力
リバーに入社したのは6年ほど前で、前職では非鉄の問屋に努めていました。非鉄に携わって20年以上にはなりますが、入社当時は本当に苦労しました。当時のリバーは鉄スクラップがメインだったので、「非鉄を周りに理解してもらうこと」からのスタートだったんです。それからは声を上げ続けて、非鉄の価値や種類、作業工程などを少しずつ浸透させていきました。今では、非鉄はリバーの重要な品目となりましたし、非鉄に関する会議も開催されるようになりました。
それでも自分では決して特別なことをしたというつもりはなく、当たり前のことをしただけです。言うべきことを、言い続けられる環境だったからこその今だと思います。(常見)
リバーの現場を支えている「定年再雇用制度」・「安全衛生会議」
「定年再雇用制度」で、まだまだ現役続行中です!
私は今年、60歳となり定年を迎えましたが、定年再雇用制度を利用しました。リバー株式会社では定年再雇用となっても、変わらず現役として見てくれるので、今でも新しいプロジェクトを任せてもらえたりします。その風土があるからこそ、仕事のモチベーションが下がることがなく、新しい仕事にも前向きに取り組むことができます。
この会社には長く働かれている先輩方がたくさんいらっしゃるので、私も働けるまで一生懸命働き続けたいと思います。(穂積)
事故防止の意識を上げる「安全衛生会議」が現場の安全に一役買っています
工場の仕事というと、ケガや事故が多そうなイメージがあるかもしれませんが、リバーやリバーグループ各社では、月に1回、安全衛生会議が開催されています。これは、リバーグループ全体で発生した事故内容を共有し、自分の工場で似たような場所や場面はないか、ある場合はどのように対策するか、などを話し合う会議です。この会議があるおかげで、似たような場面に遭遇した時の最善の対処法が分かりますし、事故防止に対する意識も上がります。普段から周囲や品物をよく見るように心掛けてはいますが、自分だけでなく、人を守るためにもこの会議は事故防止に役立っています。(常見)
これからもこの仕事を誇れる男であり続けたい
私の夢は「今の仕事を続けること」です。勤続年数は12年目になりますが、今でも毎日の仕事が面白く、仕事に対するポジティブな意識も入社当時から変わらず持ち続けています。特に非鉄は種類が多いため、まだまだ学ぶこともたくさんあり、作業の一つひとつにやりがいを感じます。また、一緒に働いている仲間との関係も職場環境も良好なので、より一層「もっと働きたい」という気が沸いてきます。私はすでに定年を迎えていますので、働ける期間は限られていますが、これからもこの仕事を誇れる男であり続けたいです。(穂積)
若手の成長が自分のモチベーションに繋がっています
これからの目標は、若手社員を自分と同じレベルまで育て上げることです。非鉄は種類もたくさんありますし、加工や選別方法も様々です。一朝一夕で覚えられるものではないのですが、人によって製品の価値に差が出てしまっては会社として成り立ちません。そうならないために、実践を通して若手社員に技術を教えています。どんどん知識を吸収して、日々成長していく彼らを見ると、純粋に「すごい」と思いますし、自分のモチベーションにも繋がります。最近では、他の事業所からも、非鉄研修として2週間の研修の受け入れを行うようになりました。今後も、若手社員の教育に注力していき、リバーを盛り上げたいです。(常見)